つれづれぶらぶら

図書館で『フラガール』借りて観てました。やっぱ何度観ても感動するね。いやー、いい映画だわ。

映画監督 山崎貴の世界

今日は「映画監督 山崎貴の世界」という展覧会を観るために、息子と一緒に松本市美術館まで出かけてきました。

www.yamazakitakashi-exhibition.com

山崎貴監督プロフィール
1964 年、松本市生まれ。
松本県ケ丘高校を卒業後、阿佐ヶ谷美術専門学校で学ぶ。
2000 年『ジュブナイル』で監督デビュー。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者。『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005 年)では、心温まる人情や活気、空気感を持つ昭和の街並みをVFXで表現し話題になり、第29 回日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞など12 部門を受賞。『永遠の0』(2013年)では、第38 回日本アカデミー賞最優秀作品賞など8部門、共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』(2014 年)では、最優秀アニメーション作品賞を受賞。日本を代表する映画監督の一人。

松本市美術館公式サイトより引用)

こないだね、『ミステリと言う勿れ』の映画を息子と観に行ったときに、11月公開予定の『ゴジラ-1.0』の予告編が流れてまして、それが「第二次世界大戦の敗戦で焦土と化した日本に突如ゴジラが襲来したら」というifの世界を描いた映画だっていうので、へー、なかなか面白そうだな、と思ってたんですね。で、その監督が山崎貴さんだというので、じゃあ展覧会を見に行くか、と。


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さっそくエントランスではゴジラがお出迎えしてくれますよ。プロポーションは人間に近い感じだけど、皮膚の質感が爬虫類っぽくてリアル。

こちらの可愛いネコ(?)たちは、この展覧会用に作られた「Y-cat」というオリジナルキャラクター。会期中、松本城周辺にも出没していますよ。

ではでは、さっそく会場内に入ってみましょう。

嬉しいことに、本展覧会は写真撮影OK(一部を除き)。そんなわけで、気になったデッサンや造形物を遠慮なくカメラに収めることができます。クリーチャーのデザイン画がすごくカッコイイ。うちの息子はクリーチャーデザインに興味があるので、熱心に眺めていました。

うわーい、ミギー(『寄生獣』)がいるぅぅぅ。この可愛いんだか不気味なんだかリアルなんだか漫画チックなんだか、なんとも言えない絶妙な匙加減が好きー(*^▽^*)

「やあ!」ってwwwww

こういったアイディア段階のラフから、設定デザイン、絵コンテなどが壁一面に貼ってあって、さらに映画に使用したセットやミニチュアやキャラクターなどの造形物、さらには映画の制作過程で撮影されたVFXのテスト映像や、プロジェクションマッピングを用いた映像作品などなど、隅々までじっくりと眺めていたい作品がずらりと勢揃いしています。CGで描かれたものがどのように動かされ、実写の映像と組み合わされていくのかを順を追ってみることができるのでとても楽しいです。

息子は『ジュブナイル』や『リターナー』といったSF作品に興味津々。いつか観てみたいというので今度レンタルビデオ店ででも探してみよっと。テトラ可愛いな。

会期は来週日曜(29日)まで。興味のある方は松本までお急ぎくださいねー。

 

そしてもちろん、松本市美術館といえば草間彌生ですよ。常設のコレクション展ももちろん観てきました。こちらは原則撮影禁止で、こちらのカボチャのみ撮影OKです。

現在の展示内容は、観客そのものを万華鏡に投入させるような『傷みのシャンデリア』や『魂の灯』などの大型ミクストメディア作品が多めでした。どこまでもどこまでも続く暗闇と光が織りなす空間の中に、自分たちが無数に入り込んでいる……そんな不思議な体験ができます。こちらも松本市美術館にお越しになった際にはぜひご体感くださいませ(*^▽^*)