つれづれぶらぶら

旅行記はちょっとずつ仕上げていきます。お楽しみに~。

家事の役割分担は決めてません

ぼーっと「みんなのお題」ページを眺めていたら、お題「家事分担どうしてるか教えて!彼女や彼氏・妻と夫・同居人との分担」というお題が目に飛び込んできました。

そういえば、うちもなんだかんだで結婚16年目。長くなったなぁ。でも未だに夫婦というよりはヲタ友同士みたいな感覚で一緒に暮らしてます。ケンカもほとんどしない、っていうか、した記憶がないっすね。産後のメンタル絶不調のときに私がちょっとキレ散らかしたぐらいかな。でもさーぁ、赤ん坊の夜泣きで私がほとんど一睡もできないフラフラの状態のときにさーぁ、でっかいイビキかいて隣で旦那が爆睡してたらさーぁ、ちょっと殺意ぐらいわいたって仕方ないと思わなーい?ねぇえ?

まぁ、それはさておき、本題。

我が家での家事の分担は、原則「その時に、できるほうがやる」です。なので、この仕事はアナタ、この仕事はワタシ、というふうにカッチリ決めてません。赤ん坊に母乳を与えるといったような性差に基づく一部のタスクを除いては、基本的には、どちらでもできるはずというスタンスで行っています。

そんなわけで、旦那には、おむつ替えのやり方も離乳食の作り方も早々に覚えてもらいました。私が赤ん坊を寝かしつけている間に、旦那はせっせと焼き芋を裏ごしして小分けにして冷凍してくれてましたよ。うちの息子、白粥をほとんど食べてくれなくてねぇ。お粥にサツマイモやカボチャを裏ごししたのを混ぜたらようやく喜んで食べてくれてたんですわ。だけどさぁ、ただでさえ手間のかかる裏ごしなんて作業、育児の合間にするヒマある?ないよね?ってなわけで、保存用の離乳食作りは旦那が仕事から帰ってきてやってくれてました。ありがたいことです。

ま、そもそも、うちは旦那が家事上手なんです。結婚当初は、調理に関しては旦那のほうが上手かったんですよね。で、結婚早々に私が妊娠して、さらに切迫流産になって長いこと寝込んでいたもんだから、最初の1年間はほとんど旦那に家事の負担が行ってたんじゃないかなぁ。ありがとねぇ。

家事の分担を決めないことの最大のメリットは「お互いに対する感謝の念が自然にわく」ということですかね。ご飯を作ってもらったら「ありがとう」って必ず言うし、「食器の洗い物はこっちがやるから、休んでて」という言葉がごく自然に出てきます。あるいは、洗い物を任せたいときにも、「洗い物、頼んでいいかな?」って必ず聞きます。「私がご飯を作ったんだから、洗い物はそっちがやるべきでしょう」なんて言い方はしません。相手がすごく疲れていて、家事なんてできる状態じゃなさそうだったら、できるほうが全部やります。それはもう、お互い様なんでね。

 

ま、そうは言っても、お互いに得手不得手はそれなりにあるもんで、結果的に役割が一方に偏っている部分は、それはね、ありますよ。例えば、結婚16年目の現時点での家事に関するタスクの偏り度をデータ化してみますかね。

その仕事に従事する頻度を0~3の数字で分けてみましょう。0は「ほぼやらない」、1が「たまにやる」、2が「しばしばやる」、3が「ほとんどやる」です。

 

【平日の朝】

朝食のパンを焼く 旦那3:私1

湯を沸かす 旦那1:私3

子供の健康チェック 旦那1:私3

学校への連絡 旦那3:私1

燃えるゴミ集め 息子も含め全員で一斉にやる

ゴミ袋を収集場所まで持っていく 旦那3:私1

平日の朝は、私のほうが家を出る時刻が早いので、バタバタしながら息子の体調チェックをして、旦那が焼いてくれたパンを食べて、珈琲を飲んで、後を旦那に託して先に出ます。だもんで、どちらかというと平日の朝は旦那のほうが負担多めですね。

 

【平日の夜】

献立作りと夕飯の買い出し 旦那1:私3

調理 旦那2:私2

食器等の片付け 旦那2:私2

洗濯 旦那2:私2:息子1

風呂の支度 息子3

学校関係のプリントチェックと準備 旦那0:私3

灯油の買い出し 旦那3:私0

ストーブへの給油 旦那3:私1

平日の夜は、どっちが先に家に着くかで夕食の担当の割り振りが決まります。なので、メールでこまめに帰宅時刻の見込みを確認し合いながら、ついでに献立の相談もします。だいたいは私のほうが先に自宅近くのスーパーに着くので、そこで買い物をしながら、その間に旦那が家に帰ってくれば、ご飯を炊いておいてもらうとか、家にある食材の仕込みを頼むとか、そういう指示をします。旦那のほうが先に帰れる日はその逆ね。

洗濯は、調理をしないほうが洗濯機を回し、干すのは全員でやります。お風呂の支度だけは、これは明確な役割分担として、小学生の頃から息子にやらせています。

私にほとんど分担が偏っているのは、息子の学校絡みの部分かな。息子がランドセルの底から出してきたくちゃくちゃのプリントに「美術の授業で使うのでラップの芯やお菓子の箱を持ってきてください」なんて書いてあったりして、「美術の授業っていつ?」という問いに「明日だよ」と、あっけらかんと答える息子の顔を見ながら、「オーマイガッッ!!!」と悲鳴をあげているのはだいたい私です。そんなとき旦那は聞こえないふりをしています、ちくしょうッ。

逆に、私は灯油にあんまり触りたくありません。だって灯油缶はものすごく重たいしぃぃ、手だって臭くなっちゃうしぃぃ、と唇を尖らせる私の横顔に、「オーマイガッッ!!!」と悪態をつくのはだいたい旦那です、すまんッ。

 

【休日等に行うその他の家事】

家じゅうの掃除 旦那3:私2:息子1

牛乳パックを開いて干す 息子3

生ゴミ不燃ゴミを収集場所まで持っていく 私3:息子1

消耗品等の買い出し 旦那2:私3

大きめの家事は、休日等にまとめて行います。平日の掃除は、気になったとこをちょこちょこっとやる程度なんで、1週間経つとどうしても汚れが目立ってきちゃいますね。掃除機は旦那がざーっとかけてくれるので、その合間に私がソファをどかしたり、トイレを洗ったりします。家じゅうの掃除は面倒ですが、2人がかりでやるとあっという間に終わる。ソファやコタツを元の場所に戻したりするのは息子も含めて3人がかりでやります。早い早い。

月に2回の廃品回収日に向けては、日頃からちまちまと準備をします。ビール瓶を洗って王冠も一か所に集めておくとか、要らなくなった古着を袋詰めしておくとか。その中で、牛乳パックの準備については息子の担当にしてあります。一応、報酬として1枚につき3円を支払う約束になっています。今日の回収日では牛乳パックが9枚準備してあったので27円を報酬として息子に支払いました。金額は少なくても立派な労働の対価です。大事に使えよ。

洗剤とかトイレットペーパーとかの消耗品の補充に関しては、もうじきなくなりそうだと気がついた人がホワイトボードに記入して、休日にドン・キホーテなどでまとめ買いします。量が多くなりそうなときは、ちょっとしたデートを兼ねて夫婦そろって行きます。うちは旦那が調理道具の管理者なので、そろそろフライパンの焦げ付きが目立つけど買い替えよっかねぇ、そういえばこないだ家事ヤロウで見た調理道具どれだっけ?なーんてお喋りしながら、仲良くお買い物をします。楽しいです。うふふ。

ちなみに今年の夏は、休日になると私はあっちゃこっちゃに出歩き回っていたので、休みの日の掃除や洗濯、息子の昼食の準備など全般的に旦那におっかぶせてしまいました。すまん。いつも「あー、いいよ、俺やっとくで、気にせず行ってきな」と笑顔で送り出してくれる旦那には感謝の気持ちでいっぱいです。ホント優しい旦那なんですよ。うふふ。のろけか。のろけですよ。うふふ。