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ビール女子オリジナルビール第一回企画会議イベント

何か面白そうなクラフトビール関連のイベント情報とかないかなぁと思った時に、私がまずアクセスするのが「ビール女子」さん。ビール好きの女性がよりビールを楽しむためのWebマガジン&コミュニティ。写真やイラストがふんだんに使われていて、とかくマニアックな書きぶりになりがちなクラフトビールの話題を、なるべく平易な言葉で親しみやすく伝えてくれるのが「ビール女子」さんの良いところ。

beergirl.net

で、いつものようになにげなくサイトにアクセスしたところ、【ビール女子オリジナルビール第一回企画会議イベント】なるイベント告知が目に飛び込んできたんですよ。

beergirl.net

「ビール女子」がオリジナルビールを企画する?しかも、醸造するのはあの静岡の「反射炉ビヤ」さん?3月24日にクラフトビアマーケット神保町店で、どんなビールにするかを決める企画会議を開催する?反射炉ビヤ醸造長のレクチャーを聞きながら、参加者同士でグループワークして、しかも2時間飲み放題?そして、その企画会議への参加者を募集中ですってーーーー?!

それはもう申し込まない理由がないでしょう。売り切れる前に大急ぎでウェブチケットをゲット!私が購入した翌日には完売になっていたから、ぎりぎりセーフだったのかな?間に合って良かったー!

 

そんなわけで、24日の朝、またもや特急あずさに飛び乗って東京へ。都営地下鉄神保町のA6出口から徒歩3分ほどの場所に、会場となる「クラフトビアマーケット神保町店」はありました。

www.craftbeermarket.jp

「本日貸し切り」の看板の向こうにいるスタッフさんに名前を告げると、席を指定されました。既に店内には多くの参加者の方々が集まっていて、1つのテーブルごとに6人ずつ配置されるようです。私が指定されたテーブルには、私を含めて4名の女性と2人の男性が配置されました。ちなみに、今回のイベントは「ビール女子」さんの主催だったためか、圧倒的に女性の参加率が高く、男性は全体でたったの3人しかいらっしゃいませんでした。ビールのイベントっていうと男性が多そうなイメージがありますが、今回はまるっきり逆でしたね(;^ω^)

配られた乾杯用のビールを、まだイベントが始まってもいないのにさっそくクイクイ飲みながら、自己紹介をしたり、好きなビールの話をしたりして、いきなり盛り上がっちゃいました。

っていうかね、皆さん、あれだね、さすがお金を払ってこんなイベントに参加するだけのことはあるね、揃いも揃ってビアギーク(ビール愛好家/ビールオタク)な方々ばかり。1800以上のビールを飲んできた猛者や、世界中を旅して各国の料理とビールを堪能している方、ビールは詳しくないんですと言いながらもよく聞いてみるとワインのソムリエだったりする女性など、もう個々のお酒への愛着のスケールが半端なくて圧倒されちゃう。ビール歴1年半の私ごときはまだまだド素人でございます、と言いかけたけど、「今日のイベントのためにわざわざ長野県から出てきた時点でアナタもかなりのもんよ」と皆さんに笑われてしまいました。てへ。

 

そうこうしているうちに、イベントの始まり。司会進行役のビール女子編集部の方と、本日の講師役の反射炉ビヤの山田醸造長のご挨拶があって、待ちに待った「カンパーイ!」の頃には、グラスの中身はずいぶん減っちゃってたけど(;^ω^)

 

ええと、覚えているうちに飲んだビールの記録をしておきましょうね。

その「乾杯の1杯」となったのは、クラフトビアマーケット神保町店が、12周年記念ビールとして、反射炉ビヤさんとコラボして作ったペールエールYOLO」。ホップの香りがとっても華やかで、酸味が強めで苦みは軽め。とってもスイスイ飲めちゃう、どんな料理にも相性の良さそうな気持ちの良いビールでした。

さて、いよいよ今日の本題。今回醸造するオリジナルビールについて、今日決めることは5つ。「A.ビアスタイル」「B.主に使用するホップ」「C.主に使用するフルーツ」「D.アルコール度数」、ここまでは参加者全員の多数決で決めます。そして、多数決によって決まったビールについて「E.コンセプトやネーミング」をグループワークで決めて、最後にグループの代表者が発表するという流れ。

A.~D.については、あらかじめ反射炉ビヤさんから候補が提示されているので、それぞれの候補について山田醸造長から説明を受けます。

まずは、「A.ビアスタイル」。ここはもちろん飲み比べですよねっ?

左から、

ピルスナー(ベアレン醸造所:クラシックラガー

ヴァイツェン(シュマッツ:ヴァイツェン

ゴールデンエール(MARCA BREWING:ゴールデンエール)

セゾン反射炉ビヤ:セゾン デ ルミノサ)

これらの銘柄は、それぞれのスタイルの特徴を最もよく表現しているものとして、山田醸造長がチョイスしたもの。下に描かれたイラストは、「ビール女子」さんのサイトでお馴染み、それぞれのビアスタイルを擬人化した「ビール女子キャラクターズ」。

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小難しくなりがちなビアスタイルの特徴をざっくり「キャラの性格」として紹介してくれるのは分かりやすくていいですね。まぁ、実際にはこういった一般的なイメージからかけ離れた銘柄もあったりしますけどね。セゾンは特に千差万別なんだよなぁ。

しかし、…………やっぱりサワーは選択肢に無いのね。分かってたけどさぁ、分かってたけどさぁぁ……( ノД`)シクシク……

 

お次は、「B.主に使用するホップ」

左から、①Strata(グレープフルーツ系)、②Sablo(桃系)、③IDAHO7(パイナップル系)、④Hull Melon(メロン系)。

プラスチックカップに入ったホップペレットをグループ内で回して嗅ぎながら、どの品種の香りがいいかなと考えます。ストラタ、サブロ、アイダホセブンはアメリカの品種で、アメリカンIPAなどでよく使われている華やかな香りのホップなので、皆さん「あーうんうん、これこれ」って感じの表情で嗅いでいましたが、最後のヒュールメロンはドイツの品種で、前の3つとは明らかに香りのタイプが違うので、「……ん?」って表情。なんかね、香りが奥ゆかしいというか、複雑でくぐもった感じの甘い香りなのね。でもこの複雑な感じ、ちょっと面白いかも。

 

お次は、やっぱり副材料としてフルーツを使ってみたいよねということで、「C.主に使用するフルーツ」を選びます。選択肢は、①パッションフルーツ、②洋梨、③ライチ、④ライム。

 

最後は「D.アルコール度数」。選択肢は、ちょっと軽めの①4.5%、ビールの定番である②5.5%、ちょっと高めの③6.5%の3つ。

 

それぞれの選択肢について、参加者全員で一斉に挙手。

私は、軽やかでエキゾチックな雰囲気のものがいいかなと思ったので、「セゾン」「ヒュールメロン」「ライチ」「4.5%」をチョイスしました。さて、結果は……?

多数決の結果、スタイルは「セゾン」、ホップは「Sabro」、フルーツは「ライチ」、アルコール度数は「4.5%」に決まりましたー!わーいヾ(*´∀`*)ノ

 

お次は、決まったビールをイメージしながら、「E.コンセプトやネーミング」のグループワーク。各グループで楽しくわいわいがやがや話し合いました。

うちのグループは、女子に好まれそうなビールだからお洒落なタイトルにしよう、初夏にリリースされるから夏の季語なんかどうかしら?ということで、メンバーの1人が「宵蛍」という夏の季語を見つけてきました。これいいじゃん!これをちょっとひねって「酔い蛍」にしたらもっとよくないー?いいねいいねー!

タイトルがサクッと決まったので、あとは各々が好みのビールを注文して、飲みながら楽しく雑談。今年の「びあけん」受験する?とか、〇〇のイベントには参加する?一緒に行かない?とか、ヘイジーって美味しいのに何故だか飲み疲れちゃうよね?とかとか、さっき会ったばかりのメンバーだっていうのに、酔いも手伝って、すっかり昔からの飲み友達みたいに盛り上がりました。その間、うちのグループのリーダーは1人でプレゼン内容をあれこれ工夫して考えてくれていました。ありがとうリーダー!

グループワークの時間が終わり、各グループのリーダーが前に出て発表。うちのグループはトップバッターだったのですが、リーダーが会場を盛り上げながら楽しく発表しました。プレゼンがすっごく上手!他のグループからも、それぞれ考え抜いたコンセプトやタイトルが発表されていました。

これらの発表内容は、ビール女子さんと反射炉ビヤさんが持ち帰って検討して(商標登録とかあれやこれやのハードルがあるんだそうで)、最終的に決定したものが後日SNSで発表されるのだそうです。楽しみですねー。

そして、オリジナルビールの完成お披露目は5月18日(土)!それに併せて、乾杯イベントが開催されるのですが、その会場は東京ではなく、なんと静岡県伊豆の国市の「反射炉ビヤ」の現地なんですと!えっ、あ、あの、公共交通機関ではちょっと行きにくい韮山反射炉のとこですか?長野県から公共交通機関を使って行こうとするとどう考えたって日帰りでは無理っぽいんですが、マジですか?

sister-akiho.hatenablog.com

もちろん、お披露目・乾杯イベントだけじゃなくて、工場見学ツアーなどのイベントも計画中ですとのこと。うううそれはすっごく興味あるゥゥゥ……。

うちのグループの有能なリーダーが挙手して、「このビールの企画に参加した我々にイベント参加の優先権はないのですか?」と聞いてくれました。編集部の方々はちょっと考えてから、「それでは、皆さんにはイベントの告知をちょっとだけ早めにお届けすることにしましょう」と約束してくれました。ありがとうリーダー!

うーん、そうなるとやっぱり行きたいなぁ。行くっきゃないかなぁ。ま、息子も高校生になって親離れしつつあるし、母親がお泊り旅行したところで、誰も困らないっちゃ困らないんだよなぁ。旦那は前々から「もう子どもも手が離れたんだし、旅行とか好きなように行っていいよ。なんかあったとしても俺がどうにかするし、気にしないで」と言ってくれているから、そろそろ良い機会かもね。行こっかなぁ。

ちなみに、家に帰ってから旦那に「5月に韮山に1人で行ってもいい?泊まりになるけど」と聞いてみたところ、旦那は「そうなの?じゃあ【大吟醸政子】と【頼朝】をお土産に買ってきてー」との即答でした。はは。考えるまでもなかった(;^ω^)

 

そうそう、雑談しながら飲んだビールの記録をここに書いておこっと。とはいえ、メンバーとの雑談に夢中になりすぎて、肝心のビールの写真を撮り忘れるというミスを犯してしまっているのですが(;^ω^)

・里武士馬車道(AJB.Co):ダークロード(ダークサワーエール)

酸っぱいけれども心地良い渋みや甘みもあって、まるで山葡萄やカシスのジュースを飲んでいるかのよう。黒い見た目にびっくりしたけど、見た目に反してとても飲みやすい。酸っぱさもそれほど強烈でもない。

・CRAFTROCK BREWING:スパイスアップ ユアライフ(ベルジャンホワイトw/チャイ)

カレーに合うビールというコンセプトで作られたビールなのだそう。アルコール度数は3度。めちゃめちゃ軽くて下戸には嬉しい。まるやかで、甘みもあって、ほんのりスパイシーでおいしー。これ好きなやつ。また飲みたいな。

 

今回のイベントはこれにて終了。貸し切りも午後3時までなので早めに退出願いますとのことで、まだまだ名残惜しい気もしたけど、帰りましょうかね。

グループの皆さんも考えることは同じだったようで、これから渋谷で2次会やるけど来ない?と誘われたんですが、うーんうーん、本音を言えばめっちゃ行きたかったんだけど、今夜は家族に晩御飯までには帰るよって約束しちゃってたから(事前に銀座TAUで広島のナマモノ食材を買い込んでたのよ)、残念だけどここでさよなら。

「酔い蛍」グループの皆さーん!5月に静岡でまたお会いしましょうねー!またいっぱいお喋りしましょうねー!秋の松本城ビアフェスにもぜひ来てくださいねー!待ってまーす!(私信)

そして、こんな楽しくてワクワクするイベントを主催してくださいました「ビール女子」編集部の皆さん、反射炉ビヤさん、クラフトビアマーケット神保町店さん、本当にどうもありがとうございました!次のイベントにもまた参加させていただきますね!