つれづれぶらぶら

お熱さがったお。元気だお。

このジンベイザメの片隅に

翌朝は雨。私が子供を連れてどっか行くと必ず2日目か3日目に雨が降る。そういう雨女なのか。よー分からんのぅ。

 

でも問題ないもんね。今日行く場所はあそこだもんね。

ハイ、これまた前回同様に海遊館なんだもん。

 

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こないだ同様、OSAKA海遊きっぷを購入。ホテルのフロントで売ってたので、駅で駅長室を探してウロウロする手間が省けた。ラッキー。

で、きっぷの説明書きをよく読んだら、市営地下鉄だけじゃなくて市営バスもモノレールも乗り放題だって書いてあった。

梅田から地下鉄で大阪港まで行こうとすると乗り換えがあるし、大阪港の駅から海遊館まではちょっと歩くので、天気も悪いことだし、今回はバスを選択。海遊館の真ん前にバス停があるらしいんで。

 

で、のんびりバスに揺られて、海遊館に到着~。

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鯉のぼりならぬ「ジンベイザメのぼり」がはためく下を、回遊きっぷでサッと入場。

…うん、予想はしていたけど、やっぱり今回も混みまくっとるのぅ(;´・ω・)

入口んとこなんかギューギューで、人の背中しか見えやしない。ってなわけで、今回も前回と同じ作戦を使います。

とにかくまっしぐらに、脇目もふらずに最下層を目指す。海遊館での必勝法はこれしかない。上でも下でもジンベイザメのいる大水槽は同じなんだよッ!

で、やっぱり空いてる最下層でのんびりサメやらエイやらを眺めます。ぐっすり眠っているサメの姿の可愛いことといったら。

 

今日は、息子がいきなり出してきた謎のミッション「チョウチョウウオを探せ」をこなしながら歩きます。いわゆるバタフライフィッシュ。丸っこくて黄色いやつ。

チョウチョウウオを見つけるたびに我が軍の司令官に「あそこにいるでアリマス」と報告しては「違うよ、あれはハタタテダイ」と即座に否定される、魚にあんまり詳しくないへっぽこ兵曹でアリマス。

 

途中にあるカフェで休憩。

ジンベイザメソフトと、クラゲ入りサイダー。まさかジンベイザメは本物じゃないけど、クラゲのほうは本物。ナタデココみたいな食感でした。

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下の階と別館をじっくり堪能したら、ぐるっと一周して最初の入口に。やや空いてきたタイミングで、さっき見逃した水槽をゆっくり見ます。

 

んで、海遊館を堪能したら、電車で谷町九丁目に移動。

なんでかっていうと、近鉄百貨店の上本町店で『この世界の片隅に』を描いた漫画家のこうの史代先生の原画展をやっていると聞いたからなのです。

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呉市立美術館のこうの史代展を見損ねたのがどうにも惜しくてね。今回の展覧会は規模はずいぶん小さかったんですが、それでも貴重な原画を見ることができました。

デビュー作の「街角花だより」の原画を見ることができたのはかなり嬉しかった。古い作品なんだけど、絵柄自体は今とあんまり変わってない。線がちょっと太かったんだね、ってぐらいかな。

「ぴっぴら帳」「長い道」「さんさん録」と、こうの作品ワールドというのか、のんびりとした時間の中で人々がささやかな幸せを感じながら生きる姿がユーモアを交えて描かれています。

その流れの中では、やっぱり「夕凪の街 桜の国」は異質。原爆の後遺症を暗いタッチで描くのは、やっぱりこうの作品の本来の姿ではないと思う。

そういう意味では、「この世界の片隅に」がこうの作品が持つ本来のユーモアと、戦争がもたらす暗さを共存させて成功したのは、あらためてすごい。

あ、例の“口紅で描いたページ”もあったよ。原画を見ると、こうの先生の果敢なチャレンジ精神がよく分かる。

ってゆーか、本当に、ほとんどスクリーントーンを使ってないんだねぇ。ほぼ手描きのカケアミで描かれてる。画面を埋めつくすような闇もひたすら細い線のカケアミ。

近年の「ぼおるぺん古事記」とか、漫画を描くのにボールペンってこれほど向いてない画材もなかろうにと思うんだけど、そこらへんが尽きぬチャレンジ精神なんだろうなぁ。

 

で、展覧会の外にある物販コーナーで、ようやく探していたものを見つけたのだッ!

この世界の片隅に 絵コンテ集」をッッッッ!!!!!

あちこち本屋を探して、松本の丸善で「出版社にも問屋にも在庫ないそうです」言われて、ネットで探したらあったけどバカみたいなプレミアつけられた転売品で、やーね。

ってなわけで、旅の途中でこんなクソ分厚い本を買うんですかという私の両肩の悲鳴は軽くスルーして即購入しましたよ。

いやー、行って良かった、こうの史代展。

 

 

 

その頃、甲子園ではとんでもない惨劇が(以下自粛)