つれづれぶらぶら

一気にまとめて書こうとしたけど時間が足りないので、旅行の記事はちょこっとずつ書いていきますね。

2020年の夏、STAY信州

さて、ちょうどお盆休みの時期ですけれども、皆さん如何お過ごしでしょうか。

私は前にも書いたとおり、今年の夏は広島に帰省せず、長野県内で過ごしております。

いや、そういえば、最後に県境を跨いだのっていつだっけ?……こういう時、ブログ書いてると便利よね……えーっと……、

sister-akiho.hatenablog.com

うっわ、2月か。179日前。すなわち半年もの間、長野県境を跨いでいないのか。

予想以上に長いですね。当初は、もうちょっと早く終わると思ってましたけどね。7月ぐらいには名古屋ぐらいには、いやせめて甲府ぐらいには行けるんじゃないかと思ってましたけど、いやー、8月中旬になってもこの状況とは。

しかしまぁ、それならそれで楽しみましょうよって話っすよ。そういえばウチの地元は蓼科高原ですよ。関東のお金持ちがこぞって集まる日本有数の避暑地リゾートですよ。

梅雨も明けて、本格的な夏の暑さがジリジリと肌を炙るような日、息子を連れて隣町の原村までドライブ。いや、原村役場の近くにある原村図書館には毎週のように通ってるんだけど、たまにはもうちょっと寄り道してみようじゃないかと思いましてね。

そういえば、しばらく行ってなかったなぁ、と思い出したのが「八ヶ岳自然文化園」なのですよ。

www.yatsugatake-ncp.com

八ヶ岳自然文化園は、昔むかし、観と付き合い始めの頃にデートで連れてってもらった場所なのですよ。もう20年近く前のことになるのかな?

こちらに嫁いできてからは、子供がうんと小さな頃に何度か来たのと、2010年の「世界のCMフェスティバル」の長野大会が此処で開催された時に参加したのと、それぐらいの記憶しかなくて、あんまりよく覚えてないわ。よし、久しぶりに行ってみましょう。

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八ヶ岳の中腹、標高1300メートル。白樺の緑が眩しい綺麗な公園です。

小さなプラネタリウムのある小さな自然観察科学館があって、今は「アポロ月面着陸50周年記念」に関する展示を行っています。また、巨大なハチの巣を集めた展示や、カブトムシ・クワガタなどの昆虫の展示もあります。

例年だと、夏休みになると子供向けに「珍しいカブトムシとのふれあい体験」ができるんですけど、今年はコロナ禍の関係でふれあい体験はなく、ヘラクレスオオカブトを容器の外から観察するだけになっていました。また、例年夏に行われている「星空の映画祭」も今年は中止、星空観察会なども現在は休止しているそうです。

それでも、プラネタリウムは人数を制限して上映されていました。原村の観光案内ムービーを流した後で、夏の星座の説明があって、2つの特別番組(現在は、オーロラと恐竜の映画と、人類の宇宙探索計画の歴史を語る映画)が時間帯ごとに交互に上映されています。涼しい部屋の中で椅子を倒して観る星空はとても癒され……(˘ω˘)スヤァ

科学館の前にある広場では「おもしろ自転車」の体験ができます。変わった形の自転車がたくさん置いてあって、300円で20分間、どれでも好きなのに乗っていいよ、飽きたら乗り換えも自由だよ、っていうことで、うちの息子はこれにめっちゃハマりまくってました。スクワットしないと前に進まないものとか、手でペダルをこぐものとか、横向きに走るもの、寝そべって走るものなど、クセの強い自転車がいっぱいで楽しめました!

 

それから、広い園内を散策。小さなアスレチックがあったり、湿地があったり、池があったり。虫や木々や花の姿を観察しながら、ゆったりと歩いていきます。

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息子が発見した「脱皮したばかりのセミ」。まだ羽が濡れて柔らかく、じっとしていました。

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池のほとりに佇む息子。こうやって見ると大きくなったな。来年はもう中学生か。

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池の近くには、この7月にOPENしたばかりという「Nine botゴーカート」 の施設がありました。1回300円で、電動式の四輪駆動のカートに乗り、傾斜地(かつてはサマースキー場だったエリア)に張り巡らされた複雑なコースをぐるっと一周できるというもの。登り坂はぐぐっとアクセルを踏み込まねばならず、下り坂は思ったよりもスピードが出てちょっとしたスリルがあるという面白い体験でした。

 

お腹が空いたので、園内にあるレストランデリ&カフェ「K」へ。

なんかもうめっちゃお洒落なレストラン。店内は形もさまざまなソファやテーブルがあちこちに置いてあって、客席と客席の間にはいくつかの本棚もあり、混んでさえいなければソファにゆったり腰をかけて高原の風を感じつつ読書を楽しむこともできます。店外にもいくつかの席があって、そこでも食事が楽しめます。

メニューは豊富で、本格的なピザやパスタ、地元産ハムステーキのプレート、しっかり煮込んだハッシュドビーフ、手の込んでそうなカレー、そしてドリンクも地元産のクラフトビールをメインに、お洒落なカクテルジュースもふんだんにそろえてあります。

ハッシュドビーフやサンドウィッチ、ノンアルコールモヒートなどを注文して色々食べてみましたが、どれもこれも美味しくて、盛り付けも綺麗でした(って言いながら食い気が先に立って写真撮るの忘れてるというね……)。

……いや、いつの間にこんなお洒落なレストランに様変わりしたんだろう。

思い出せば、最初に観とデートで来た時の食堂は、こんなんじゃなかった。もっと普通の、公立の施設によくある「四角いテーブルにパイプ椅子」の店内で、メニューは地元名物の「馬刺し定食」とかが中心だった。いや、あの時の馬刺しは美味しかったという記憶があるよ。まだ「ジビエ」なんて言葉を知らなかった時代の話だね。

どっちが良い悪いって話じゃなくて、ハッシュドビーフも馬刺し定食もどっちも好きだし、だから言いたいのは「しばらく来てないうちに色々変わったんだなー」ということです。コロナ禍がなかったら、地元の観光地に行こうなんて思わないもんねぇ。そう考えると、STAY信州も面白いもんですねぇ。

 

さて、今週末の土日には、この夏一番の「STAY信州リゾート」を計画しているのだ。楽しみだなぁ!天気がいいといいなぁ!うきうき。詳細はまた後日をお楽しみに。