富士見町にはカゴメの富士見工場があって、その工場に隣接する「KAGOME 野菜生活ファーム」は野菜収穫体験などができる観光施設。このブログでも何度か取り上げているので既にご存知の方もいらっしゃるでしょう。
sister-akiho.hatenablog.com sister-akiho.hatenablog.com
で、今年も本格的な野菜収穫シーズンがやってきたということで、息子を連れて、昨日(土曜日)行ってきました。
朝一番の10時40分のプログラムは「ヤングコーン収穫体験」。プログラム参加費は10本分の収穫で500円。ですが、こないだ富士見パノラマリゾートで貰った300円割引のクーポンが使えますということで、なんと、たったの200円で参加できましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
参加者はスタッフさんの指示に従って、施設に隣接する畑へ移動。広大な畑の入口では、鮮やかなヒマワリがお出迎え。
トウモロコシ畑へは、カボチャのトンネルをくぐって行きます。まだ生育途中という感じだけど、既にいくつかカボチャの実がぶら下がっていますね。
ちなみに、このカボチャのトンネルの昨年8月下旬の様子がこちら。ほんの1か月ほどの間にもこれほどの生育状態の違いが出るというね。植物の成長って早い。
さて、トンネルを抜けるとその先には広大なトウモロコシ畑が広がっております。ここでスタッフさんからの説明を聞きます。
ヤングコーンとは、そういう品種があるわけではなく、通常のトウモロコシ(スイートコーンなど)の成長途中の若い実のこと。トウモロコシはたくさんの実がついてしまうと実に栄養が行き渡らないので、生育段階で一番上の実だけを残して下の実を除去する(摘果)必要があるが、この摘果した実はこれはこれでヤングコーンとして美味しいので、たくさんもいで味わってください、とのこと。
また、草の先端にあるのは雄穂で、実の先にあるヒゲの部分が雌穂。この雄穂の花粉が雌穂につくことで受粉します。そう言われて見回すと、雄穂からはたくさんのツブツブした花粉がこぼれています。
体験プログラムの案内には10本と書いてあったけれど、スタッフさんから「12~13本ぐらいもいじゃっていいですよ~」と声を掛けられたので、調子に乗ってじゃんじゃんもいでいく。全体的に細くて、ヒゲがツヤツヤした緑(茶色くなっていない)色のものが美味しいよ、とのこと。
というわけで12本、たったの200円でゲットしてきました(∩´∀`)∩
普段、ヤングコーンっていうと、水煮のパックとかに入ってて、八宝菜なんかのときに使うイメージしかないけど、こうやって生の状態のものを見ると、独特の青くさい匂いといい、本当にトウモロコシなんだなぁ、という当たり前の感想を抱きますね。
ただし、皮を剥いても剥いても、実そのものはほんのちょっぴりしかない。ほとんどがヒゲ。絹糸みたいにキラキラしてる。このヒゲも美味しく食べられるんですって。
どうやって食べたらいいんかなぁ、とネットであれこれ調べてみたら、グリルで焼くのが一番美味しいとのこと。じゃあ、まずは6本焼いてみよう。
参考にしたのはこちらの動画。
こちらの動画の手順に従って、薄皮とヒゲを残した状態でグリルで焼いてみました。
できたのがこちら。あつあつホックホクの焼きヤングコーン。辛子マヨネーズをつけて食べてみました。焼くと甘さが増して美味しい~。でもヒゲが思ったより硬いかな。もうちょっと長く焼いてもよかったかもしんない。
残った6本は、今日(日曜日)の晩ごはん用に。
まずは、実とヒゲを別々に分けます。6本分の実から出たヒゲはこんなにどっさり。
で、このヒゲを適当な長さにザクザク切って、冷凍コーンを混ぜて、かき揚げにしてみました。
実のほうは、ズッキーニ、ニンニク、ミニトマト、ウインナーと一緒にして、アヒージョに。
かき揚げがめっちゃ美味しかったです。旦那と子供にも好評で、塩をちょっと振っただけの、トウモロコシのヒゲそのものとしか言いようのないものであるにもかかわらず、「トウモロコシのヒゲって甘いんだね」と全員で驚きました。
で、旦那が「かき揚げにアヒージョの油をつけて食べたらもっと旨い」ということを発見いたしまして、試してみたら本当に美味しかったです。アヒージョもニンニクの旨味が効いてて美味しかったしね。そして新鮮なヤングコーンは、水煮のとは全然食感が違って、ポリンコリンという歯応えがGOOD!!
ところで、余談なんですけどね、収穫体験を終えて、富士見から茅野に帰る途中、「ん?なんだか目が痒い?」って思ったんですよ。まぁ、我慢できる程度の軽い痒みだったし、家に着いて顔を洗ったらすぐに治ったからまぁいいや、とは思ったんだけど、イヤちょっと待って、この痒みって多分アレルギーだよね?原因は何?と思って、つらつら考えてみて、「あ」って気がついた。
そういや、トウモロコシって「イネ科」だったわ……。
そして私はイネ科の花粉症持ち……。
あれかーーーーー( ̄▽ ̄;)