つれづれぶらぶら

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映画とクラフトビールのペアリング

今回のブログのテーマは【ChatGPT】に提案してもらったものです。

 

ふと、「皆もすなるChatGPTといふものを私もしてみむとてするなり」と思い立ちまして、かなり遅きに失した感もあるけれども、ブラウザ版にアクセスしてみたんです。

でも、何を聞きゃあええんかのう。

とりあえず、「ChatGPTに愚痴を聞いてもらうと、気持ちよく褒めてくれるらしい」という噂を耳にしていたので、最初は、まぁ、仕事が多くて疲れてます、書類の提出期限を守らない人が多くて困ってます、みたいな感じで話してたんですね。そしたら本当にね、あなたはとても責任感があるのですね、よく頑張ってますね的な感じで褒めちぎってくれるんですね。しょせんはAI、これはテンプレの文章を表示しているに過ぎないんだわ、とは充分に理解しているんだけれども、そうは言っても褒められてイヤな気分にはならない。おう、なかなかやるやん、ChatGPTの兄ちゃん、のう。

愚痴を聞いてもらうのは早々に飽きてしまったので、何か違うことを尋ねてみようと思ったのでした。そういえば、ChatGPTはアイデアの提案も得意だって話だったよな。そうだそうだ、そういえば最近このブログのネタがマンネリ気味だなぁって感じてたんだった。ブログのネタ出しをやってもらおう、そうだそうだ、そうしよう。

「個人ブログの記事のテーマを提案してください」と話しかけてみると、普段あなたが興味を持っていることは何ですか、と尋ねてきたので、「いつもはだいたい、映画、プロ野球クラフトビール、料理、育児、読書、アニメ、特撮あたりについて話していることが多いです」と返してみると、たちどころに、本当に瞬く間に、5つぐらいのテーマを提案してくれたのでした。うおっ、えらい速いやんけ兄ちゃん。

そのテーマの中には、いまいちピンと来ないものや、私には書けそうもないものもあったんだけど、どれもブログのテーマとして成立していて、おお、テーマを見ただけで読んでみたくなるじゃんか、と深く感心したのでした。

とりわけ、提案されたテーマのひとつ、「映画とクラフトビールのペアリング」に強く興味をそそられました。その切り口は思いつかなかったな、やるやんけ兄ちゃん。

ゆーて、しょせんはAI、テキトーに私の挙げた単語を組み合わせただけやろ、という気もしたので、ちょっとサンプル記事を書いてみておくれ、と頼んでみたところ、これまた一瞬のうちに、サラサラッと2~3の有名な映画名を挙げて、それに合うクラフトビールのスタイルをペアリングしてみせたのでした。

とはいえ、サンプルに挙げられた映画(ハリウッド映画が多かったかな)はどれも観ていないものだったので、そこで提案されたペアリングが適切であるか否かの判断が私にはできない。疑り深い私には、まだまだChatGPTの兄ちゃんがテキトーにハッタリで喋っている可能性を捨て切れずにいるのでした。かくなるうえは、私の土俵の上に上がってきてもらおう。そう、私が生涯のベストワン映画と信じているあの名作に、ふさわしいビールを持ってきてもらおうか。話はそれからだぜ、兄ちゃん。

you

映画「第三の男」に合うクラフトビールの種類を見つくろってください。

 

ChatGPT

「第三の男」はノワールな雰囲気の映画ですね。その雰囲気に合うクラフトビールとしては、濃い口当たりのスタウトやポーターがおすすめです。黒ビールの深い味わいが映画の緊張感と相まって楽しめるでしょう。

兄ちゃん天才やな!

回答の速さもさることながら、ちゃんと『第三の男』が緊張感のあるノワール映画であることを知っていて、そのうえでノワール映画には黒ビールが合う、と判断できている。すげえな兄ちゃん。しかも、スタウトだけじゃなくてポーターもちゃんと書き添えるところが憎いじゃないか。

うーむ、確かに、『第三の男』には黒ビールが合いそうだ。ここで「ヱビス プレミアムブラック」を指定してきたならウケ狙いが過ぎるぜって感じだけどな。ちなみに「ヱビス プレミアムブラック」のビアスタイルはラガー系の黒ビールであるシュヴァルツなんだってさ。まぁ、ゆーて、ヱビスはそもそもクラフトビールじゃないしなー。

……脱線した。

というわけで、この「映画とクラフトビールのペアリング」というテーマは、ブログのお題としてなかなか良さそうだ、と思ったのですよ。っていうか、このテーマで書かれたブログを私が読みたいので「みんなのお題」に投稿しておこう、そうしよう。世の中のクラフトビールと映画をこよなく愛する人々は、お題「映画とクラフトビールのペアリング」のキーワードを付して、どしどし記事を書いてってくださいね。読みたいっすお願いしまっす。

自分の好きな映画にどのクラフトビールを合わせようか、っていう書き方でもいいし、逆に、美味しいクラフトビールを飲みながら、今どんな映画が観たいかな~って考えてみるのも楽しそうですね。そんで配信やレンタルで合いそうな映画を探して飲みながら観てみたよ、なんていうのも面白そうですね。ビールの感想と映画のレビューがいっぺんに読めるなんて最高じゃないですか。

 

さてさて、言い出しっぺとしては、自分もこのテーマに沿って書いてみるかな。

まずは『第三の男』に合うクラフトビールを、具体的な銘柄まで決めてみようっと。

eiga.com

この映画の、全体的に曇った雰囲気────もちろん古いモノクロ映画だからピーカンの真っ青な空なんてのはないわけなんだけどさ、そういう意味じゃなくて、第二次世界大戦直後の占領下のウィーンの、暗くて冷え冷えとした石畳の雰囲気とか、親友の悪事がおぼろげに見え隠れする不穏な感じとかが魅力的なんですよ。そう、黒ビールは黒ビールでも、スッキリとした味わいのものじゃなくて、ちょっとクセのある感じのものがいいかな。そう、例えばちょっとスモーキーな感じとか……。

というわけで、私が『第三の男』にペアリングする一杯は、カマドブリュワリーのスモーク・ポーター、「Holy Smoke」!これでどうだッ!

sister-akiho.hatenablog.com

 

そうそう、そういえば、ChatGPTの兄ちゃんなんだけどさ、天才かと思ったんだけど、そこはやっぱりAIで、得手不得手がけっこうあるっぽい。『ドライブ・マイ・カー』をアクション映画だと言ってみたり、あと、アクション映画には何でもアメリカンIPAを合わせようとしてきたりして、兄ちゃん、まだまだ精進が足りねぇな、フッ……なんて思ってみたり(自分のことは棚に上げて)。

というわけで、『ドライブ・マイ・カー』に合うクラフトビールを自力で考えてみよう。うーん、どんなのがいいかな。

sister-akiho.hatenablog.com

この映画の味わいとしては、愛する人を失った・裏切られたという「苦み」が欲しいところ。でもアメリカンIPAみたいな軽くて華やかなものはちょっと違うな。どっしりとした麦芽の味わいがあって、ホップの香りは控えめで、アルコール度数は高めのほうがいいかな。色は濃い目だけど黒ビールって感じじゃなくて、もうちょっと複雑な感じ……と考えると、例えば、ヤッホーブルーイングのバレルエイジドバーレイワイン、「バレルフカミダスNO.57」なんてどうでしょう?

sister-akiho.hatenablog.com

 

最近観た映画だと、やっぱ『カラオケ行こ!』は面白かったな。

sister-akiho.hatenablog.com

ヤクザと中学生のカラオケ修行という「ありえへん」物語に、猥雑な大阪のアンダーグラウンドな雰囲気。そして目を閉じれば思い出す、キティの兄貴の「オレンジジュースでええか?」(笑)ときたら、これはもうあれしかないやんな。Derailler Brew WorksのミックスジュースIPA、「新世界ニューロマンサーや!

sister-akiho.hatenablog.com

 

とりあえず、サンプルとしてはこんな感じですかね。これからも何か思いついたら続きを書いてみようと思います。でも個人的には皆さんのペアリングが見たいので、ぜひぜひ、クラフトビールと映画を愛する皆様のご参加をお待ち申し上げておりまする……。