つれづれぶらぶら

おおい皆!電気グルーヴの過去のMVが公式チャンネルでいっぱい公開されてるぞ!

劇伴って本当にいいものですよね

昨日の記事の続き。

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のっけからどうでもいい余談なんだけど、今までは再生リストを作ろうとするたびに、電卓をひたすらバチバチ叩いて「片面23分」という自分自身が課した制約と立ち向かっていたんですよ。曲を入れ替えようとすると、またイチからバチバチするはめになっちゃって、その計算にけっこうな時間が費やされてたんですね。

それをですね、今回からExcel上で全部秒数に換算して、残秒数をみながら調整する方法に変えたんですよ。いやぁ、こんぴゅうたぁ、っちゅうのは便利なもんだで、おったまげたわぃ。これからの時代のナウいキャリアウーマンはコンピューターのひとつも使いこなせないとトレンディじゃないですわぃ。っていうか、今まで電卓でやってたお前が古すぎるだろうというツッコミをお待ちしております。最初からExcel使ってりゃ良かったんだよな。これだから昭和は。

 

それはさておき、今回作成した「つれづれサントラ」は、自分が最近観た映画やドラマの主題歌を中心に組み立ててあります。っていうか、YouTubeで見つかるのが最近のやつしかなかったというべきか。でも、ま、割と好きな感じのが集まったからそこそこ満足しております。

 

A-1は、聴けばすぐに分かる石野卓球サウンド。本当は違う映画の曲を入れたかったんだけど(後で話すね)見つからなくて、でも卓球さんならサントラたくさん手がけてるから他にもあるはず、と思って探していたら、この『緊急事態宣言』という映画にたどり着いた次第。映画はまだ観ておりませんが、タイトルのとおり、コロナ禍をテーマにした複数の監督による短編集だそうな。で、この愉快なアニメーションはそのオープニングだそうで、観ているだけで鼻の孔がムズムズしちゃいそうね。

 

A-2は、こないだご紹介したアニメーション映画『フラ・フラダンス』の主題歌。最近めちゃくちゃお気に入りのフィロソフィーのダンス。映画の終盤のモチーフとなる「ひまわり」を主題にした明るくハッピーな元気ソングです。

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A-3は、ちょっとズルいかなと思ったけど、日本のポップス史上不朽の名曲にして「ザ・カセットテープ・ミュージック」などの番組やCMなどにたくさん使われている大瀧詠一さんの『君は天然色』。もちろん、こちらも私が以前ご紹介した映画『私をくいとめて』の挿入曲に使われているので、サントラと言っちゃっても問題ないやという判断において入れておきました。映画の中では、飛行機内での幻想的なシーンで効果的に使われてましたね。あのバルーンの演出は面白かったな。っていうか、この名曲が公式で無料公開されていたことが今回一番嬉しかったことかもしんない。何回聴いても色褪せないというのはすごいよね。sister-akiho.hatenablog.com

 

A-4、A-5はテレビドラマ。

うきわ』は原作漫画を読んでいたので、その実写化と聞いてTverで1話を観てみたんだけど、いやー、野村宗弘氏の可愛らしい絵柄だから読めてたんだなぁ。実写になっちゃうと生身の人間の欲望みたいなのが前に出てきちゃって、テーマ的にちょいしんどかったっす。でも、主題歌はいい感じだなと思ってて、調べてみたら三浦透子さんだった。最近やたら三浦さんと縁があるなぁ。この静かでぶっきらぼうな雰囲気の声が好きです。

きのう何食べた?』については、このブログでさんざん取り上げているのでもはや説明不要かな。この主題歌が劇場版でも流れてきたのは、本当に嬉しかった。これ聴いてるだけでシロさんの美味しそうなお料理を思い浮かべてしまってお腹がすくね。

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A-6とB-1は「レジェンド枠」です。映画を観たことがなくてもこの曲は聴いたことがある、というぐらいの名曲を2つ。

大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』のあの有名なメインテーマを坂本龍一自身の演奏で聴ける動画を見つけたので入れてみました。映画のハイライトシーンが背後で流れているけれども、教授もデビッド・ボウイも若いわー。

宮崎駿監督の映画といえば音楽は久石譲さん。公式チャンネルを持っておられた。『ハウルの動く城』のメインテーマに合わせて、雄大な風景をお楽しみください。

 

プレイリストに電気グルーヴ(または石野卓球)とPerfume(または中田ヤスタカ)を必ず仕込んでおきたいのは私のSaga。というわけでB-2はPerfumeです。『東京タラレバ娘』は原作も好きだけど、ドラマもまずまず良かったね。このMVにもドラマで主人公を演じた吉高由里子ちゃんがちらっと登場してますよ。

 

B-3は『大豆田とわ子と三人の元夫』のED。毎回EDの映像と歌詞、それを歌うラッパーが違うという極めて贅沢な作りのドラマ。前回の記事には違うヴァージョンのMVを掲載したけど、今回は時間数の問題もあってこっちを。ちなみに、このドラマのサントラはSony Music (Japan)チャンネルや日本コロムビア公式YouTubeチャンネルなどで割と多めに公開されているので、色々と聴き比べることができますよ。挿入曲の『All The Same』も上質な大人の音楽でとても好き。

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B-4は『ハコヅメ』のOP曲。タイトルバックにサビだけ流れてるあの曲。短い使われ方だけど、あの特徴的な声が耳に残って、曲の全体が聴きたいと思って探してみたらありました。なるほど、こんな曲だったのね。勢いのあるリズムと良い意味でクセの強い歌声が、あのドタバタしたドラマの雰囲気によく合っていると思います。

 

B-5は『架空OL日記』。月曜日はお休みにしちゃえばいいのにね、と言うOLのうんざりした気持ちを、セーラームーンに憧れる少女の気持ちと重ね合わせた歌詞が楽しい。吉澤嘉代子さんの声は可愛くてちょっと色っぽくて実にいいですね。

そういえば、以前、私がこのドラマの登場人物で気に入っている、と言った「かおりん」だけど、そういえば彼女も三浦透子さん。ぶっきらぼうでマイペースだけどサバサバした性格で付き合いやすい子。三浦さんはこの手の役を演じるとすごくハマりますな。

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トリを飾るB-6は、今一番のお気に入り『ドライブ・マイ・カー』。三浦透子さん扮する「みさき」がただ淡々と車を運転するこのMVが、本当に何度観ても(聴いても)飽きなくて、今回の再生リストを作る動機のひとつになった曲。これは絶対にラストに持っていこうと最初から考えていました。しかし本当にみさき可愛いよみさき。

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こんな感じで、まぁ、それなりに思い通りの形にはなったというか、現状ではこれが精一杯かなというか。なんかこうやって眺めると三浦透子祭りになっている気もしなくもないけど、そんな意図はないのです。ま、旬の女優さんということでね。

ただ、じゃあ本当にこれが思い描いたベストのプレイリストかと尋ねられると、素直に「うん」とは言いづらい。だって、やっぱりね、本当はもっと入れたかったサントラあるんだもん。てなわけで、ここから先は、恒例の「これが公式で上がってくれたらなぁ」のコーナーです。

 

最初に言った、本当は石野卓球の別の映画の曲が良かったのに、というのは、大友克洋の『MEMORIES』の「In Yer Memory」です。映画ではイントロ部分が映像と連動していて楽しい。序盤はゴリゴリのテクノディスコで押してきて、途中でいきなり荘厳な雰囲気のコーラスが入り、最終的には何もかもが融合する展開がすごく好き。


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大友克洋の名前が出たところで、『AKIRA』を忘れるわけにはいくまいよ。かつて私とMachiko♫さんを「芸能山城組」沼に突き落としていった、日本SFアニメ界の金字塔。この映画に芸能山城組の音楽がなかったら、ここまで全世界の人々に衝撃を与えられていただろうか。ああ、東京オリンピックで金田バイクを見たかったねぇ。

一番有名なのは「金田のテーマ」だけど、あえてここは「クラウンとの闘い」で。あのダッダーンヒーハーのやつ。荒々しい呼吸音、バリ島のケチャのようなリズムの合唱に包み込まれていると、そこを打ち破る勢いで「金田のテーマ」が割り込んできてケチャ対ジェゴグという対立構図になるという、暴走族同士の乱闘を音楽で表現したところが大好きなのです。芸能山城組はいつ聴いてもホンマたまらんなぁ……。


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テレビドラマにも印象的なサントラはたくさんありますよね。

例えば『相棒』のオープニングテーマなんて、もう長年聴いてきているじゃありませんか、と言おうとして、こんな動画を見つけてしまった。おっと、あのキャッチ―なメロディはシーズン3からだったのか。プレシーズン(土曜ワイド劇場)の頃はこんな感じだったのか。へ~。神戸くん時代が一番お洒落だけど、やはりシーズン3が一番ワイルドな雰囲気があってカッコイイと思う。


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いや、しかしカッコイイといえば何と言っても『探偵物語』でしょ。もうこれはごちゃごちゃ言わないから観てくれ聴いてくれ。やっぱ松田優作は色気があるなぁ。


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あとね、最近のテレビドラマで言えば、是非ともリストに入れたかったのは『ここは今から倫理です』で使われていたピアノ曲。とても品が良くて、あのドラマのシリアスで誠実な雰囲気をうまく表現していて、気に入っているのに、どこにも見当たらなかった。曲のタイトルすら分からない。ううう。とりあえず楽譜を起こしてくれた人がいたので、それを聴いていただけたらなと。うう。公式が欲しい。


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ちょっと毛色を変えて、クセの強いサントラをいくつか。えっと、クセが強いというのは控えめな言い方でして、要するにちょっとイっちゃってる系のやつ。

とくれば、まずアニメファン及び平沢進ファンはすぐにこれを思い出すだろう。映画『パプリカ』挿入歌「パレード」。


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この映画の一番の見せ場はここよね。この悪夢のようなファンタジックなような曰く言いがたい絢爛華美な映像の上に、意味が分かるような分からないような奇妙な歌詞の歌が被さることで生じる、このセンス・オブ・ワンダー感。悪夢の。この持ち味は平沢進氏以外にはなかなか出せないと思いますわい。

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あと、こちらは海外の映画だけれども、かつて日本でもアート系シアターでブームを起こしたピーター・グリーナウェイ監督の代表作のひとつ『ZOO:A Zed & Two Noughts』。グリーナウェイ作品といえばその多くの音楽を担当したのがマイケル・ナイマン。『ZOO』は実に気持ちの悪い映画で、色々な動物などの死体が腐っていくのをひたすら観察するという、実に悪夢的な、お食事しながら見ちゃダメだよ的なアレで、とにかく少なくとも5分に1回は必ず何かが腐っていく。その腐敗観察のシーンに被せられた音楽がこちら。


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ひたすらヒステリックで強迫的な弦楽器のフレーズがグロい映像とともに繰り返される。映画の後半ともなると、この最初の音が流れたとたんに観客から悲鳴が上がるほど印象的な使われ方をしていた。とはいえ、『ZOO』は極めて悪趣味な映画ではあったものの、その後の『コックと泥棒、その妻と愛人』以降のグリーナウェイ作品群に比べればまだストイックな印象があって、『数に溺れて』あたりまでの作品群は比較的嫌いではない。それ以降はちょっと、そもそも体質的に受け付けなくなってしまったな。

そして、この映画でマイケル・ナイマンを知ったことで、ミニマル・ミュージックというジャンルを知ったのである。もしかしたら今の私がテクノミュージック寄りの音楽嗜好になった原因のひとつかもしれないなぁ。

 

長くなってきたので、そろそろ終わりにしましょうかね。

最後は、私が一番お気に入りの映画、っていうか映画史に残る至宝のような映画だから今さら私があれこれ言うまでもないけれども、恵比寿駅の発着メロディとしてもお馴染みの、映画『第三の男』より「ハリー・ライムのテーマ」をお楽しみ頂いて、おやすみなさいのご挨拶代わりといたしましょう。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。


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